アカシックレコードとは

アカシックレコードとは

アカシックレコードとは、過去から未来に至るまで人類すべての活動の記録が保存されているとされる集合的無意識のことです。

人はどこからきてどこへ行くのか。
それは人類にとって永遠の課題であり、真理を探究することこそが人類の発展に他なりません。
アカシックレコードとは過去の英知の集合であり、未来を示す道しるべとなるべき存在です。
アカシックレコードを読み解くことでこの世の心理を解き明かし、遥か遠い未来までを正確に見渡せるとされています。

そもそもアカシックレコードとはなんなのでしょうか。
奇門遁甲(きもんとんこう)とは、方位盤を用いて特定の日時における吉凶を見定める鑑定方法のことです。
古代中国発祥の占術で、諸葛亮孔明などの軍師も兵法の一種として活用していたと言われるほど優れた予見力を誇っています。
日本に伝わったのは6〜7世紀ごろなので、非常に歴史と実績のある占いと言えます。

アカシックレコードの正体についてはいろいろな説がありますが、ある説ではこの世界と対をなす高次元的存在であると解釈されています。
この世界に最も近い所にありながら果てしなく遠い存在であるアカシックレコードは、この世のすべてを鏡のように映しながら決して世界と交わることなく存在し続けています。
世界のステを記録しながら一切の影響力を及ぼさず、まるで定点カメラが撮影を続けるかのようにこの世界のすべてを記録し続けているのです。

高次元的存在であるアカシックレコードは、時間の概念はもちろん、空間の概念も持ちません。
アカシックレコードにとって過去や未来は単にベクトルの違いによる差異が存在するのみであり、魂の価値としては全く同列のものとして扱われます。
我々は時間の概念に縛られているため、この世界を過去から未来へと流れゆく船上のものとして認識していますが、アカシックレコードは過去も未来もすべては等しい点状の存在であり、数えきれないほどの点が集合体となって面を形成しています。

このようにこの世界のすべてが記録されているアカシックレコードに対し、英知を求める人間たちは過去幾度も接触を試みました。
占いや魔術、科学技術など様々な方法でアカシックレコードの情報を読み取ろうと何度も挑戦していますが、莫大な労力と時間をかけた現在でもアカシックレコードとの接触に成功した例は一部にとどまります。

中には生まれつきアカシックレコードとの親和性がたかく、占いや予知といった形で断片的な情報に接することができる能力者も存在します。
アカシックレコードに触れることをリーディングと呼び、能力者は第三の目と呼ばれる霊的器官を通じて情報に触れ、未来予知や予言、透視を行います。

触れられる情報は音や映像、あるいは文字情報など人によって異なりますが、どれも素晴らしく貴重な情報ばかりです。
能力者は自分の意識を直接アカシックレコードに接続してコンタクトを行うため、失敗すれば意識が取り込まれかねない危険な作業でもあります。

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