宿曜占星術



恋愛占いペナルの無料宿曜占星術

宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)とは

宿曜占星術とは古来から伝えつがれてきた占星術の一つです。
名前の由来は真言密教からであり、その経典である「宿曜経」からです。

宿曜占星術の中には特に大きく分けて二十七宿、二十八宿があり、その中でも二十七宿は西洋占星術や東洋占星術とは異なりインド発祥とされ、今では広く一般的となっています。
なお、このように普及していながら、多種多様な発祥説があり謎の深い占いでもあります。

二十七宿については、それぞれの生年月日から「昴宿 畢宿 觜宿 参宿 井宿 鬼宿 柳宿 星宿 張宿 翼宿 軫宿 角宿 亢宿 氏宿 房宿 心宿 尾宿 箕宿 斗宿 女宿 虚宿 危宿 室宿 壁宿 奎宿 婁宿 胃宿」に分類することで運勢や相性をみることができます。

当サイトでは特に宿同士の相性について扱うので、以下に相性の解説を記載します。

相性の解説

二人の相性が命であるとき、それはとても特別な相性を意味します。というのもの、命とはすなわち二人の宿曜が同じであること。したがって二人は似た性質を持つことになるのです。多くの場合周囲からも似た者同士とされ、一見異なるように見えても二人の共通点は意外なところに数多くちりばめられています。
似た性質を持っていたとしても、もちろん境遇は異なります。この境遇から二人の相性は二分され、最高の相性であるか、最悪の相性であるかの両極端な関係となりやすいと言うことができます。

二人の相性が業であるとき、それはとても特別な相性を意味します。古来から業のお相手はあなたの前世にあたると考えられていました。つまり二人は遥か昔から関わり合い、あなた自身がもともと業のお相手の影響の元に生まれたということができます。したがって関係性で言えばお相手の方があなたより上に立つことが多く、あなたは業のお相手にお世話になる、あるいは時に虐げられることもあります。
この通り、二人の関係はとても因縁深いもの。切っても切ることのできない縁が二人にはあります。その縁は重苦しく邪魔なものと思うか、素晴らしいかけがえのないものと考えるかは二人の心次第と言えるでしょう。

二人の相性が胎であるとき、それはとても特別な相性を意味します。古来から胎はあなたの来世に当たると考えられてきました。つまり二人は遥か昔から関わり合い、胎のお相手はもともとあなたの影響の元に生まれたということができます。ですから、関係性でいえばあなたがお相手よりも優位に立つ傾向にあり、あなたは胎のお相手のお世話をしたり、時にはわがままを聞いてもらうこともあります。
この通り、二人の関係はとても因縁深いもの。離れようとしても離れられない縁が二人にはあります。胎のお相手にとってあなたは尊敬できる存在であり、一転すれば恐れる存在ですらありますからあなたの態度一つで二人の関係性をコントロールすることができるでしょう。

栄・親
二人の相性が栄・親であるとき、多くの場合良い関係を築くことができます。というのも、栄・親はいずれも命業胎の一つ先・前に位置し、物事を共有することに苦が少なく共感し合うことも多くあります。

近距離の場合:近距離の場合は近距離の場合は深い関係になりやすいです。時間をともにすることが多くなり、お互いに特別な存在となりやすいでしょう。ただ、関係を深めやすい分、例えば恋愛のような微妙な距離感も大事になる場面ではうまくいかなくなってしまうことも少なくありません。意識的に二人の距離感をコントロールすることができれば周囲からも認められるような相性の二人で居られるでしょう。

中距離の場合:中距離の場合は相性もよく、お互いに尊重し合える二人になります。そういう意味で、最高の相性ということもできるかもしれません。適度な距離感と親密さを保てる二人ですが、春の心地よい陽気がすぐに去ってしまうように、その関係を意識的に思っていないとお互いの大事さを見失ってしまうことがあります。

遠距離の場合:遠距離の場合は宿の距離が離れていることからも分かるように、性質的にはつながりやすいのにも何かと距離が生まれやすい関係にあります。遠距離恋愛となってしまうことも多くありますが、逆に言えば離れていてもつながっていられる特別な関係と言うことができるでしょう。

衰・友
二人の相性が衰・友であるとき、いずれも命業胎の二つ先・前に位置します。衰のお相手はあなたにとっての栄との関係が深く、安との関係も強い方です。友のお相手はあなたにとっての壊との関係が深く、親との関係も強い方です。衰のお相手に対してあなたは優位に立ちやすいものの、関係は決して強固なものではないので災難があれば離れてしまう二人でもあります。逆に友のお相手に対してあなたは衰ですから、なにかと苦労することが多いものの友のお相手を大事にすることができるでしょう。

近距離の場合:近距離の場合は親しい間からの人や自分の置かれている環境の中で出会い、そして一目ぼれなど早くからお相手に対して魅力を感じることが多くなります。早くからお互いに魅力を感じるものの勝手に距離を感じやすく、惹かれあっているのに実らない場合も少なくありません。数年ぶりに会っ「実はあの頃・・・」と言った会話になりやすい関係です。

中距離の場合:中距離の場合は相性がよく、信頼し合い支え合っていける仲になります。劇的な恋よりも落ち着いた恋となりやすい相性でもあります。近距離と同様に、お互いの相性に気づくことがないまますれ違ってしまう可能性も高く、お相手を意識しなければ何事もない関係となってしまうかもしれません。

遠距離の場合:遠距離の場合は宿の距離が離れていることからも分かるように、あまり出会いやすい、関わりやすい二人とは言えません。もしこのお相手との距離を縮めたいという思いがあるのであれば、意識的に努力しなければならないでしょう。相性は悪くありませんから、自分からお相手を振り向かせるようなアピールをすることが二人をつなぐ最善策です。

安・壊
二人の相性が安・壊であるとき二人の関係はとても微妙で、宿も命業胎のから遠くに位置します。安のお相手に対してあなたは壊となり、あなたにとって安のお相手は都合の良い存在となります。逆に壊のお相手に対してあなたは安となり、お相手にとってあなたは都合の良い存在となります。このように優位性が決まりやすい間柄ですので、盲目的な恋に落ちる方が多いということができるでしょう。

近距離の場合:近距離の場合は何かと関係が続きやすく、ぶつかり合いながらも近くにいる存在となります。周囲からすると「喧嘩するほど仲の良い二人」といったところですね。ぶつかり合いながらもお互いに認め合えるような大人らしさを持ち合わせていれば、必ずしも悪い関係になるばかりではありません。

中距離の場合:やはり距離が縮まりやすいお相手ではありません。あなたの周囲にもいるような「意外なカップル」はこの組み合わせが多くなります。片方が無理をしながら関係を続ける場合も少なくありません。互いに必要以上に求め合い過ぎず、自立心を持って関わることで良好な関係を築いていけるでしょう。

遠距離の場合:遠距離の場合は劇的な恋に落ちやすい関係にあります。周囲からすると必ずしも「幸せな恋愛」ではありません。最悪の場合はやり捨てされて終わる関係になることもありますね。恋愛にスリルや燃え上がる何かを感じていたい、という方であればこのお相手と関係を築くのも悪いことではありません。

危・成
二人の相性が危・成であるとき、宿は命業胎のからもっとも遠くに位置します。正反対の性質を持つふたりですから、ぶつかり合ったら最後、犬猿の仲となってしまうことでしょう。また、もとより疎遠であることも多くなります。裏を返せば自分が持っていないものをお相手は持っていますし、お相手が持っていないものを自分が持っている、そういった関係でもあります。

近距離の場合:近距離の場合はまず、なんだあの人は!と興味を持ち始めることが多いです。自分とは全く異なるお相手に憧れを抱きやすくもあります。ただ、お相手と自分との違いを認められなければ恋愛を続けていくことが難しい相性でもあります。

中距離の場合:中距離の場合は自分が普段いかないような場所で偶然出会うことが多くなります。自分の知らない世界を知っているお相手はお互いにとって良い刺激となるでしょう。努めて関係を縮める努力をしなければ、お互いに「遠い世界で頑張っているあの人」で終わる可能性も高い相性です。

遠距離の場合:遠距離の場合はもっとも遠い関係となります。出会ったとしても関わり合うことはほとんどありません。ですが、二人の距離が縮まったとき、奇跡的にまるで磁石のN極とS極のように結びついてしまうことがあります。滅多にないことなので期待しすぎることは良くありませんが、もしこのお相手といま何かしらの関係があるのであればそれは奇跡的なことです。


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