【ルーンの意味】マン
ルーンの絵柄と性質
「一族の幸せは血族の者にとって貴いものですが、それぞれはまた、ひとりにならなければならない。神々はその姿を地上に委ねているからだ。」
人間を表します。
英語の人間を表すマンと語源的には同じ繋がりを持っています。
それは日本語の「人」という漢字と同じように、二人の人間がお互いに肩を寄せ合っている姿を文字にしたものと考えられています。
ですから人間の相互の助け合いの形を表しているとされ、一人で意地を張らないで、みんなで生きていくチームワークの精神を発揮すべきということを示しています。
正位置での解釈・意味
人間、自己。
安全で居心地のよい家族の保護から離れて、自分の人生を力強く生きなければならないときです。
そして一度、旅立ったのなら、それまでの家族の関係を捨てて新しい関係を自分の手で築いていかなければならなくなります。
自ら目の前の契約書にサインをして、自分の道を歩き始めます。
その最初の結果は、次の満月の後で現れることでしょう。
ですから自分に課せられた義務を果たしながら、さらに新たな道を求めるときです。
また潜在的な能力や創造力を大いに活用するときです。
そして人権や市民の権利の擁護者です。
自分の中に非常な信頼感を持ち、強いプライドと、内的な強さを持っています。
そのため、それを譲ることなく周囲に強く主張するところがあります。
ですから攻撃的な議論を展開したりするため、敵を作ってしまうところがあります。
しかしながら、もともとここには様々な考え方を持った人々が、たくさんいる状態でもありますから味方となってくれる人も多い反面、敵も多くなってしまいます。
また形を変えて芸術や美的センスを活用して、その分野から自分を表すこともあります。
逆位置での解釈・意味
わき道に潜んで待ち伏せしている敵がいます。
ですから注意深さが必要です。
恋愛についてリーディング
正位置の場合
仲間意識や豊かな喜怒哀楽と同時に知識の交流関係がきっかけとなる関係です。
また相互に助け合える恋愛関係です。
思慮深い交際で相手に尽くし気持ちを引き寄せます。
同時にお相手や自分を冷静に観察しながら交際する面がみられます。
そのため意外にクールで、ライバルが入り込みやすいところがあります。
多くの人が関わる中での恋愛となる傾向が見られます。
逆位置の場合
価値観が合わず、交際するにもなにかと妨害が多く、さらに我儘から恋愛が壊れてしまいます。
難しい状態です。
結婚についてリーディング
正位置の場合
豊富な知識を持っている人同士で一緒になる夫婦です。
知的な家庭を築きます。
お互いにしっかりと支え合うことができる夫婦です。
ですから相手に尽くしさらに愛情を深めていきます。
逆位置の場合
親の意にそぐわない人との結婚で、周囲の反対から孤立してしまう傾向が見られます。
駆け落ちのスタイルを貫こうとします。
仕事についてリーディング
正位置の場合
医者や弁護士、警察官、消防士など他人を助ける義務を持つ職業を示しています。
またそのような分野や関係の仕事で成功することができます。
ただし成功しても謙虚な姿勢を維持することが大切です。
また計画を適切な時期に実行することができます。
逆位置の場合
妨害や嫌がらせを受けやすい状態です。
そのため誰からも助けを得られず一人で取り組むこととなります。
ですから目立つ行動は避けるべきです。
友人についてリーディング
正位置の場合
相互扶助と相互依存。
人を見抜く能力があります。
自分から誠意のあるお付き合いを心がければ吉で、とても充実した関係となります。
逆位置の場合
傍若無人な人です。
自分が負担にならない程度で留めておきましょう。
家庭についてリーディング
正位置の場合
お互いの協力体制が整いとても恵まれた家庭環境です。
とくに子供のときに良い家庭環境が豊かな感性を育てていきます。
しかし強い前向きな精神から成長とともに家庭から独立していきます。
困難を乗り越えることができる能力が備わっています。
逆位置の場合
助け合いの精神が欠けてお互いに孤立しやすい環境です。
家族の本来の意味や意義からかけ離れた状態です。
健康についてリーディング
正位置の場合
助け合いの精神が健康面にもよい環境をもたらしています。
また積極的に交流することで程よい緊張感とリラックスができています。
逆位置の場合
とてもストレスも多い環境で体調も大変、崩しやすいため注意が必要です。
栄養関係も偏りがちです。
願い事についてリーディング
正位置の場合
論理的な思考で困難な状況でも切り抜けることができます。
さらに知恵と状況を見ながら全力でポジティブに行動することで周りの環境を改善することができます。
自分一人のための願い事よりみんなを意識した願いが叶いやすい状態です。
逆位置の場合
人からの援助は全く期待できないときです。
ですから他人はあてにしないで最後まで自分で努力する姿勢が叶いやすい状態です。
しかし、何事も妨害に遭いやすく非常に進みにくい状況です。
ですからただ無理に前に進むことばかり考えずに、もう一度冷静になって他人の視点から今の物事を丁寧に見直すときです。