ヒーリングとは

ヒーリングとは

ヒーリングという言葉は、一般的には「癒し」という意味で使われることが多くなっています。
「ヒーリングエクササイズ」「ヒーリングミュージック」など、リラックス効果の高いことに使われるからです。
しかし、元々ヒーリングとは魔術師が祈祷により病気を治す方法として用いられてきたものです。
ヒーリングとは「霊能力を使った病気治療」であり、ヒーリングを施す能力者は「ヒーラー」と呼ばれるのです。

私達の身体は非常に複雑にできていて、同じ病気になっても症状が軽い人と重い人がいます。
それは患者の体質や精神状態が影響していることもあるのです。
病気の治療自体は現代医療に任せていたとしても、精神的な苦しみを和らげることで病気の辛さを軽減することも可能となるのです。
ヒーリングはそんな時の手段として利用される方法です。
精神的な能力を使うことにより、患者の精神に働きかけ、苦痛を軽減させ症状を緩和させる効果があるのです。
症状に悩まされることが少なくなれば人間本来の治癒能力が高められ、そこから完全に回復する可能性も出てくるのです。

このことからヒーラーには霊能力的な力があることは確かですが、ヒーリングというのはヒーラー自身の能力を使って行うものではないのです。
ヒーリングの源は宇宙全体から取りこむエネルギーであり、ヒーラーは自分を媒体としてそのエネルギーを患者に送りこむという役割を果たします。

例えば気功も似たような人間のパワーを利用するものとして知られています。
気功師自身のパワーを送りこむことで病人を回復させる「気功治療」という方法もあります。
しかしヒーラー自身は修業を積んでも自分の能力で病を治すことはしません。
精神鍛錬を積んで、どこまで自分に全宇宙のエネルギーを集中させることができるか、というのがヒーラーの資質となるのです。
もちろんヒーラーは人格的にも謙虚でなければいけません。

ヒーリングを受ける際にはもちろん患者側の状態も重要となります。
ヒーラーからのエネルギーをどこまで受けることができるのか、パワーを受け易い体質の人程回復能力が目覚めることになります。
病気を治したいという患者の念と治してあげたいというヒーラーの念が強い程効果がでるものなのです。

ヒーリングを受ける際には心からリラックスして、ヒーラーと精神を同調させることが大切です。
あくまで病気を治すのは患者自身の力となりますので、欧米では医学と連携してヒーリングを治療に利用するという研究も進んでいます。

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