祈祷・祈願(きとう・きがん)とは

祈祷・祈願(きとう・きがん)とは

祈祷と祈願とは、同じような意味ですが少し違います。
祈祷というのは、神仏の加護をお願いし、呪文などの言葉によって災いを取り除き、幸せになれるよう祈ることです。
祈願というのは、自分の目的や願望を達成するために、神仏に祈りお願いをすることです。

祈祷は他力本願、祈願は自力本願といえます。
祈祷は祈祷師、神官、僧侶などを介してお願いしますが、祈願は自分自身で神社などに出向いて行います。

祈祷は、家内安全や病気平癒、交通安全、学業成就など個人的なものから、豊作など規模が大きいものまでさまざまなことをお祈りできます。
宗派や流派によってさまざまな方法があります。
祈祷師、神官、僧侶などの特別な力を持ったものが、神仏に祈りをささげるのが一般的です。
祈祷の舞をささげたり、護符に願い事を書き、それを炊き上げるといった方法もあります。

本来であれば、願主が祈祷を行う祈祷師の元に赴くものですが、祈祷師や僧侶が願主の下に出向き祈祷を行なう場合もあります。

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祈願は、願掛けや立願ともいいます。
集団や個人で神仏に祈り、品物を供えて願い事をします。
直接神仏にお願いするので、祈祷師などは必要としません。

祈願の方法にはさまざまなものがありますが、昔から日本に伝わる百度参りや千度参りも祈願のひとつです。
何度も神社仏閣に参拝することで願いを達成できるようにするものです。
その他にも、滝行や、特定の食物を一定期間絶つことを神仏に誓うものなど、本人の苦痛と引き換えに願望を達成しようとする祈願が多く存在します。

自分自身の身代わりとして毛髪を奉納したり、願い事を書いた絵馬などを奉納するものもあります。

祈願は、わたしたちの身近にも浸透しています。
七五三で神社を参り、子の健康を願ったり、年始に初詣に行ったり、合格祈願でお守りを身に着けるなど、我々日本人の生活に昔から取り入れられてきたものです。

祈祷も祈願も、神仏に願いを叶えてもらう代わりとして、何かを捧げるというのが基本です。
神仏は無償で願いを叶えてくれるものではなく、願主からの供物や願主自身の身を削るような行いによって、神仏が一肌脱いでくれるという考えが浸透しています。
現代では、願い事を行なうだけという一方的な関係も存在しますが、近代以前の祈願というのは、例えば「〜の願い事を叶えて頂いた暁には、○○を奉納します」といったように、神仏との契約のようなものでした。

現代では祈祷も祈願も簡略化され、特に祈願は誰でも気軽に行なえるものとなっています。

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