縁切り(えんぎり)とは

縁切り(えんぎり)とは

縁切りというと、因縁を絶ち切る言葉として知られています。
江戸時代には縁切り寺というものがありました。
これは妻が離婚をしたいと思った時に、夫から逃げて駆け込むことができ、そこで一定期間修業することで離婚が認められるという場所でした。
身体の一部、見に付けているものの一部でも寺の敷地内に入れば良かったので、古い時代劇などでは妻が夫から逃げながら草履を投げ込むと、中から尼僧が出てきて妻を囲んで連れて行く、というシーンがありました。

しかし現在の縁切りの解釈はもっと前向きに捉えるように変化しているのです。

世の中にはどうしても悪い縁へと導いてしまう人間の業というものがあります。
その悪い縁を良縁へと切り替える為に願をかけることを「縁切り」と言うのです。
つまり、縁を切るだけではなく、その後良縁へと結びつけることまでが含まれているということです。

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縁切り寺でもまずは因縁を切る為に狭い入口から入り、その後新しい出会いを見つける為に後退をする姿勢で再び同じ場所から出てくるようになっています。
つまり、新しく生まれ変わるという意味も込めたポジティブなものと言えるのです。

世の中にはどうしても人間を悪い方向へ導いてしまう因縁とういものがあります。
例えば自分への執着心がある人の因縁をそのまま放置しておくと、ストーカーという形になってあなたに被害を及ぼすことになる危険性もあります。
また、世の中には科学で解明できないような超常現象というものがあります。
その現象により毎日悩み続けている人もいて、それは他の人には決して理解のできない辛さなのです。
その他には過去のトラウマに囚われている自分が好きになれずに精神的に追い詰められて苦しんでいる人も多くいます。
ギャンブルやアルコールなど、一度癖になったものをやめることができずに、どんどん身を持ち崩してしまう人もいます。
皆原因が分かっているのにそれを取り払うことができずに悩んでいるのです。

そのような人達が新しい自分になる為に良い縁へと導かれることを願う、それが縁切りなのです。

縁切りは嫌な人間との因縁を絶ち切るという意味から半ば呪いをかけるようなイメージがありますが、実際にはもっとすっきりとしたものです。
悪い流れを良い方向に正す為に使われる為の方法であり、縁が切れた元の人に対して恨みを持つようなことは一切ありません。
むしろその後お互いきれいさっぱり水に流せるように、相手にとっても良い結果を願うべきものなのです。

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