除霊・浄霊・降霊(じょれい・じょうれい・こうれい)とは

除霊・浄霊・降霊(じょれい・じょうれい・こうれい)とは

世の中には、人間関係や健康以外で悩んでいる人も多くいます。
その中のひとつとして、霊障というものがあります。
霊は人の目には見える存在ではありません、しかし人に取り憑くことにより、その人に様々な悪影響を及ぼすのです。
その霊と取り憑かれた人との関係を断ち切り、霊界に導いてあげることが除霊・浄霊、その為に霊能力者が自らの守護霊の力を借りることを降霊といいます。

一般的に天寿をまっとうした霊は、霊界へと行くことになります。
しかし何かの事故や事件に巻き込まれたりして、この世に恨みや未練を残して亡くなった人の霊は成仏できずにさまようことになります。
霊は苦しみから逃れる為に、生きている人に取り憑き霊障を起こすことでメッセージを送っているのです。
この霊障からくる様々な悪行を解決する為には、霊の因縁を取り払い、成仏させてあげることが必要です。
その為には修業を積んだ霊能力者による除霊・浄霊・降霊が必要となるのです。

人に取り憑いた霊を取り払うには、まず除霊を行います。
人から霊を引き離すには、非常に力のある霊能力者でなくてはできません。
そして引き離された霊は、取り憑く本体がなくなったことで更に苦しみ出します。
霊は消滅することはないのですあから、恨みを増大させながら他に取り憑く対象を探すことになるのです。
再び同じ人に取り憑くこともありますし、他の人や物に憑依することもあります。
それを防ぐために、霊能力者は霊の恨みや苦しみを静めて、成仏させることにより霊界へと送りだして上げる必要があるのです。
この霊を清めることを浄霊といいます。
つまり、除霊をしたからには浄霊も行わないと中途半端な結果になってしまうということです。

除霊・浄霊をするには、卓越した霊能力者が霊能力と体力を極限まで使う必要があります。
しかしあまりにこの世に残した恨みや未練が強いと、霊能力者自身の力では除霊・浄霊をし切れない場合もあるのです。
そんな時には霊能力者は、より力のある自分の先祖の霊や守護霊の力を借りて悪霊へ対応することもあります。
これが降霊となり、徳を積んで霊界の高い部分にいる霊が霊能力者を媒介して、悪霊を除霊・浄霊してくれる手助けをしてくれるのです。

除霊・浄霊・降霊は、いずれも理由なく人に取り憑く訳ではありません。
霊能力者はただ霊を取り払うだけではなく、霊の恨みや苦しみを理解してあげることも必要となります。
霊を波長を合わせることで自分が憑依されることのないように、霊能力者は精神鍛錬を極めた人物でなければいけません。

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