守護霊・背後霊(しゅごれい・はいごれい)とは

守護霊・背後霊(しゅごれい・はいごれい)とは

現生で存命中の人に憑りつき、様々な影響を及ぼす存在が守護霊・背後霊です。

守護霊・背後霊は人を憑代として現世に現れる霊的存在であり、場所に憑りつく地縛霊とは対照的な存在です。
一説によるとすべての人間には守護霊・背後霊が存在しており、守護霊・背後霊が存在しない人は死期が近いと言われています。

守護霊と背後霊は混同されて語られることも多いのですが、明確に違う存在です。

守護霊とは、その人を様々な困難から霊的に守護してくれる霊であり、現生で生きる人にとって頼もしい存在です。
悪霊や邪気といったものを排除したり、不幸を遠ざけたりといった働きをしてくれる存在ですが、霊の力によってどの程度の主語をしてくれるのかは異なります。

守護霊となる存在の力が強ければ強いほど強力な力で個人を守護してくれますが、現生で生きる人が守護霊を選ぶことはできません。
様々な事情によって守護霊が交代することもありますが、非常にまれなケースでありたいていの人は一生を終えるまで同じ守護霊によって守護され続けます。

守護霊となって守ってくれる存在は、御先祖様や前世でゆかりのあった人物であることが一般的です。
まれに産まれる霊力が強い方の場合は、公明な霊能者や僧侶などが守護霊として守護してくれることもあります。
一人につき一体の守護霊が憑くのが普通ですが、人によっては2人以上の守護霊が憑くこともあります。

守護霊は通常、現生で生きる人のために活動してくれますが、怠惰な生活を送っていたり、守護霊の忠告を無視するような行動をとり続けた場合には、罰を与えるような行動をとる場合もあります。
全ては本人の幸せを願っての行動なので、守護霊に罰を与えられた場合は素直に悔い改めるのが正解です。

背後霊は守護霊とは違い、守護する目的以外で憑りついている例です。
守護霊のように幸福をもたらすものや無害な背後霊もいますが、中には取りついた相手に不幸をもたらす背後霊も存在するので注意が必要です。

土地に憑りつく地縛霊が人に憑りついて背後霊となる場合もあります。
事故や事件の現場を訪れた後、体調不良や不運な出来事があった場合は、地縛霊が取りついて背後霊化し、不幸をもたらしている可能性があります。

多くの背後霊は無害な存在なので、そのまま放置しても構いません。
満足すれば成仏して自然にいなくなりますし、場合によっては背後霊が成長して守護霊になることもあります。

ただし、例を引き寄せやすい体質の方の場合、背後霊の数が多すぎて霊的負担が重くなってしまう場合もあります。
このようなケースの時は悪意を持った背後霊がいなくても体調不良などの原因になる可能性があるので、早めに背後霊を祓う必要があります。

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